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私たち実行委員会が、「広島に落とされた原爆の残り火」が今も福岡県星野村で大切に灯されている事を知ったところから始まりました。

星野村の子ども達から預かったこの「平和の火」を、人から人へ手渡しながら、遠く2000キロの旅路の末、北海道・屈斜路湖まで運ぶ… そして、湖のほとりで子ども達の作る「夢灯り」キャンドルに点火して、夏至であり、アースデイ北海道in屈斜路の開幕の日である大切な日の夜、キャンドルナイトを開催したい、そんな思いから企画したものです。

 

先日、この企画の責任者である私・ガッテンは星野村へ出向き、「平和の火」が灯されている「平和の塔」の前で、「この火の持つ本質とは何か」を長い時間、自問自答をしておりました。
  多くの憎しみであるはずの火がなぜ今「平和の火」と呼ばれているのか・・・

 3月の上旬に札幌の友人と3日間二人で話したことを思い出しました。
  「こんな馬鹿げた社会はもう二度と決して造らない」 そんな誓いと祈りこそ、新しい時代の扉を開く原動力となり、またそれが何より犠牲者に対する「鎮魂」になるのだと・・・

 例年ならば凍るはずの屈斜路湖も今年は凍ることなく、「平和・環境・未来」どれをとっても、この先の時代に進む私たちにとって、より多くの困難が待ち受けているように感じます。そんな今こそ、人々に「鎮魂」から始まる未来への希望を見出したいと考えております。

 星野村をスタートしてから北海道屈斜路湖まで、誰か一人が40日間持って移動するのではなく、九州地区なら九州地区の人が九州を出るまで担当し、隣の地方の担当者に手渡し、隣の地方の人は受け取ったこの「平和の火」を、その地方らしい形で無事に手渡す、 まさにリレー形式でやりたいと。

 運び方や方法はまさに地方の事情と参加者の都合をうまくすり合わせ北へ北へと手渡して屈斜路湖を目指します。
ですから、私ガッテンが星野村〜屈斜路湖のまでの間「平和の火」 に常に同行したり、他のクルーも同行する予定は今のところありません。
  非常に無責任な進め方のようですが、この炎の持つ本質を考えた場合、炎を取り巻くその時、運び隊の一人一人が、この炎の本質と出来るだけ向かい合い、まさに地球同様炎を絶やすこと無く北を目指す。そのことに意味があるのだと思っています。
  そのために、主人公を作りませんでした。

実は最初、この炎を屈斜路湖に運ぼうと決めた時、 星野村から歩きで運ぼうと考えていました。
もしかしたら一人が 運んだ方がわかりやすく、そして運びやすいかもしれません。
しかしそれでは、人から人へ、”想いをつなげる“ことになりません。

少しおおげさかもしれませんが、歩きのエコの人から単車のヤンキーの人まで、同じ地球に生きる全ての存在を認めあい、そこから地球環境へ想いを向けることが大切ではと考えました。

炎は人の心そのもの。

運ぶ人のリズムに合わせ、その人なりの方法で北へと向かう… 大切なイベントに参加したり、一緒に眠ったり… 

ただただ、『未来の炎を消してはなるまい』と言う共通の想いがこの火を運ぶのです。

こころを揺さぶり出来た隙間に、今進まねばならぬ方向の羅針盤を取り入れることが出来れば幸いです。